新日本プロレスが大会中止を発表してから話題になった木谷オーナーのこのツイート
新日本プロレスに関してはなるべく口を出さないてきたがファンの立場としても言うが日本全国のライブ、スポーツが中止になる中、ワールドと言うプラットフォームを持つ新日本プロレスが3月3日の創立記念日に無観客試合をやり、全国のファンに勇気と希望を与えるべきではないのか?
— 木谷高明 (@kidanit) February 26, 2020
巌流島を思い出せ! https://t.co/NBh82ItZuT
誤解されては困りますが何も試合だけに拘っている訳では有りません。折角の創立記念日、ワールドで過去の名勝負を見せ解説したり、戦うはずだった選手をゲストに呼んだ番組をやったりする事も出来ます。他のスポーツ等が発表した後にしれっと中止だけ発表するのでは余りにも工夫が無い。残念です。
— 木谷高明 (@kidanit) February 26, 2020
ちょっと古い話題ですが僕の中で考えがまとまったので書いていきたいと思います。
感染拡大防止のための大会中止
出典:新日本プロレス公式サイト
まずなぜ新日本プロレスが大会を中止しているかというと
2月26日(水)に発表された、新型コロナウィルス感染拡大による政府からのイベント中止・延期要請並びに、ここ数日の状況を鑑み、またウィルスの感染拡大の収束に向けた判断
としています。現在感染が拡大している新型コロナウイルスが新日本プロレスの会場で感染しないように大会を中止にするという措置をとっています。観戦に来たお客さんの中で感染が広まってしまわないように、また新日本プロレスのスタッフや選手の中で感染が広まってしまわないようにするための大会中止だと理解しています。
お客さんや選手、スタッフで感染者が出てしまうと新日本プロレスが営業停止になる可能性もあり、そんなことになったらもっと大変な事態です。ですので僕はこの判断を支持しています。
ではお客さんを入れずに無観客試合にして新日本プロレスワールドで配信すればいいじゃないかという意見も分かります。ですが僕は無観客試合はするべきではないと思っています。
無観客試合をするべきでない理由
①観客、選手、スタッフへの感染防止のため
先ほども書きましたが、無観客で大会を行うと選手スタッフが集まることになり、その中で感染拡大することは避けたい。この一点だけでも無観客試合はするべきではないと思います。
②見たいカードが無くなった
旗揚げ記念日からNEW JAPAN CUPと見たいカードが目白押しだった新日本プロレス。ファンとして残念な気持ちはよく分かります、僕もそうですから。でも今は我慢の時ではないでしょうか?ファンが見たいからといって無観客試合をして新日本プロレス内で感染してしまっては元も子もありません。
この理由で新日本プロレスは『今は』無観客試合をするべきではないと考えています。
今のままでは難しいのでは?
かといってこのままではジリ貧の新日本プロレス。親会社を同じくするスターダムは無観客大会をやりました。これはスターダムとしては成功だったんじゃないでしょうか?
じゃあ新日本プロレスもやろうと簡単に言えないのが難しい。今までに書いた理由でもそうだし、投げ銭システムでチケット収入を代替することはできるでしょうが新日本に合うとは僕は思えない。
Togetherプロジェクト
だからといって爆発的にワールド加入が増えるようなすごいアイデアが僕にあるわけじゃなくて待つしかないのですが…もし無観客試合をやるならかなり話題になるカードもしくは形式じゃないと。今ワールドで配信されている無観客試合はそんな試合ばかりですよね。
今はTOGETHERプロジェクトを楽しみましょうか、レスラー達の試合では見せない顔を見られるのは今しかないかもしれません。
でも魅力的なレスラー達だからこそ試合を見たいなぁ。このTogetherプロジェクトを入り口にしてプロレスファンが増えることを願っています。
あとどんなジャンルにでもある長年のファンが最近のファンにマウントしてしまう現象。今は誰もプロレスを見られないわけですから、この機会に追いついて、いつもマウントしてくる人をぎゃふんと言わせてしまうことが日本中で起きることも期待しています。