残念なニュースが入ってきました。
【お詫びとお知らせ】
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) February 26, 2020
3月1日(日)~3月15日(日)までの11大会を開催中止とさせて頂きますhttps://t.co/kT79sMq6iV#新日本プロレス #njpw pic.twitter.com/RmJHKiG3K2
新型コロナウイルスの影響を受けて新日本プロレスの大会が中止(延期ではない)という決定がされました。また
【お詫びとお知らせ】
— njpwworld (@njpwworld) February 26, 2020
3月1日(日)~3月15日(日)までの11大会につきましては、新日本プロレスワールドでの配信も中止となります。#新日本プロレス #njpw #新日本プロレスワールド #njpwworld https://t.co/wL5k9q5Tek
新日本プロレスワールドでの配信もありません。ということは無観客試合にして試合自体は行いネット配信するということではないのです。
非常に残念ですが、僕はこの決定を支持したいと思います。感染拡大防止のために人が集まる場所を作らない。試合会場を観戦拡大の場所にしない。選手やスタッフ内で感染しないように試合自体もしない。関係者の健康を考えると最良の決定だと思います。
今までは上手く行きすぎていなかったか?
ちょっとだけ心配していることがあります。
新日本プロレスはどん底の時代からV時回復を遂げて今の勢いがありますよね。世界でも2番目に大きい団体で、国内ではライバルを探すのも難しい。しっかりした親会社やフロント陣に支えられてここまできました。
お客さんの数は増えに増え東京ドームで2連戦、TVでプロレスラーや社長を見かける日が増えました。メイ社長は本当に素晴らしい社長でよく新日本プロレスに来てくれたなと感謝しています。この人に任せておけば間違いない、そんな安心感がありますね。
僕が心配しているのはリング上に安心が伝わってしまわないか、ということです。
TVでは伝えないこと
「ここまで新日本プロレスを大きくした」「メイ社長についていけば大丈夫」「業界の盟主である新日本プロレスにいれば安泰」なんて空気がリング上に出てきてしまうことを心配しています。
TVでは「新日本プロレスがいますごいですよー」とは言いますが、なぜ回復できたのか?は深堀りしません。新日本プロレスは路線変更をせずに、リング上の戦いを上手に伝えることでV字回復できたと僕は考えています。
偉大な先輩方からずっと続く戦いの歴史があるから、ずっと変えずに伝えてきたスタイルがあるから新日本プロレスは魅力的で惹きつけられるのだと思います。
今の危機をどうやって乗り越えるのか?
出典:新日本プロレス公式サイト
旗揚げ記念日とNEW JAPAN CUPの前半戦を中止せざるをえないのはかなり痛いですね。楽しみなカードばかりでしたから観戦予定だった方は特に残念ですよね。
再開してからが本当の勝負ではないかと思っています。大会を中止してしまった分、収入もなくなるわけですから会社の舵取りもそうです。
そしてこれからのプロレスをどう見せていくのか?流れてしまった試合は他でできるのか?日程は限られているので、試合がなくなってしまう選手も出てくるでしょう。そんな選手がアクションを起こすのか?
新日本プロレスの魅力はリング上です。今の危機をリング上の戦いで乗り越えてほしい、そう願っています。