新日本プロレスの一年の集大成ともいえるイッテンヨン
格闘技の殿堂であるMSG大会
どちらも世界に発信している点で同じです。
今回はこの2大会を比較して考えていきたいと思います。
今年の1.4は面白かったか?
出典:新日本プロレス公式サイト
みなさんは今年(2019年)の1.4は面白かったですか?
僕の感想は個々の試合は良かったですが、全体としては「う~ん」という感じです。
まず退団する選手の持っていたベルトはすべて移ったこと
退団するかどうかは後から分かったことですが、その時に「退団するから負けたんだな」と感じてしまいました。これなら「負けたら退団マッチ」にした方が良かったんじゃないかな?とか思ってしまいます。
やっぱり会社の都合かと今年は特に思いましたね。1.4という最大の大会でそれを感じてしまうのは残念です。契約更改のタイミングとの兼ね合いでそうなってしまったというのも分かるんですが。せっかく棚橋弘至がIWGP王者となったのに、すぐジェイに奪われてしまったのは残念でした。
次にたくさんのタイトルマッチが前座になってしまったこと
1.4は特殊で普段はメインベントであるタイトルマッチが前座になってしまった。これによって普段より内容の薄い試合になってしまった印象を受けました。
タイトルマッチの格が1.4だけ薄くなってしまうのはどうかと思います。
プロレスって一つの大会が1パックなので、前座があってメイン(タイトルマッチなど)があって満足する。そういう大会を積み重ねてきたからことプロレスに熱が戻り今の人気があるはずです。
MSG大会の感想
出典:新日本プロレス公式サイト公式サイト
一方のMSG大会は全体的な印象はイッテンヨンより良かった。
ROHとの同時興業で、ROH側の派手な試合形式(ラダーマッチなど)と新日本の純粋なプロレスがいい対比になっていて全体を見やすかったですね。
僕は新日本びいきで見てしまうので、ROHの試合は休みつつ新日本の試合はしっかり見るというスタイルでできたのがいい印象につながっているかもしれません。
また世界中に僕と同じく新日本プロレスを応援しているファンがたくさんいることが分かったのが良かったです。
ということはMSG大会の反省を活かせば、イッテンヨンがより面白くなるのでは?
と思います。新日本プロレスさんにはおせっかいですが考えていきたいと思います。
なぜイッテンヨンはイマイチだったのか?
何度も言うようですがイッテンヨンの試合は最高でした。ただ全体としてイマイチな印象が僕にはあります。
その理由として
・タイトルマッチが続き、同じような形式の試合が続いた
・期待していたタイトルマッチがあっさり終わってしまった、端的に言えばメリハリがなかった。
一方のMSGはめちゃくちゃな試合があったものの、メリハリはあった。
恐らく「最大の大会である1.4への期待値が大きい」ことがイマイチに感じてしまう原因なのでは?
東京ドームはお祭り
こんなことを言ったら怒られてしまうかもしれません。僕は東京ドーム大会はお祭りだと思っていて、割と肩の力を抜いて楽しんでいる感じです。なので次回のカードも楽しみ!第0試合であんな選手達を詰め込めるのも新日本プロレスならではですね。
さらにタイトルマッチやスペシャルマッチと続きます。このボリュームも2日間に分かれているのでちょうどいいんじゃないでしょうか?なにか事件が起きてくるとさらに面白そうですよね!
なにが言いたいかと言うと東京ドーム2連戦は見逃せませんよね!ということですよね。まあゴチャゴチャ言わんと楽しんだらええねん!って感じですかね。