さて今回は僕が応援しているトーア・ヘナーレの話です。
僕はヘナーレが活躍すれば日本を変えられると思っています、大げさですね。大げさですがあり得ることだと思っています。そんなヘナーレにチャンスが来ていますよ!
ヘナーレが踊っているハカって何?
現在ラグビーワールドカップ日本大会の真っ最中ですが、ラグビーを観ていなくてもニュースなどで目にする機会が増えましたね。ラグビーには様々な文化がありますが、有名なのが「ハカ」ではないでしょうか?
ニュージーランド代表によるハカです🇳🇿
— ラグビーワールドカップ (@rugbyworldcupjp) October 2, 2019
今日は「カ・マテ」🔥#RWC2019 #NZLvCAN #RWC大分 pic.twitter.com/Vv4Jdgfh9k
ものすごいエネルギーですね! 簡単に言うとラグビーニュージーランド代表が試合前に披露する伝統的な踊りがハカです。ハカにはニュージランドの伝統と文化が詰まっているのです。
どこかで見た動きだと思いませんか?
[Replay ‘DESTRUCTION in KOBE’ on September 22nd, 2019]
— njpwworld (@njpwworld) September 22, 2019
4TH MATCH: @HenareNZ , Tomoaki Honma & @GBH_makabe vs. @realchaseowens , Yujiro Takahashi & @TOKSFALE!!
Watch on New Japan World▶︎https://t.co/Tj7UBJ4PjP#njpw #njpwworld #njdest pic.twitter.com/oSKettCNlH
そうヘナーレです!ニュージーランド出身のヘナーレはハカをプロレスにも取り入れているのです。見慣れない踊りですがハカってなんでしょう?
なぜハカを踊るのか?
ラグビーの試合前にハカを踊る意味は相手への威圧だったり敬意を表するために踊ります。ハカはニュージーランドの先住民であるマオリ族の踊りですが、そうでない人種の選手も踊っていますね。
ハカにはチームの結束の意味も強いです。ニュージーランドは多民族国家です、人種もルーツも違う人たちが暮らしています。それはニュージーランド代表も同じです。
様々なルーツの選手がオールブラックスとして結束するために踊るのがハカなのです。
ヘナーレにチャンスが来た!
出典:新日本プロレス公式サイト
今、日本でラグビーワールドカップが開催されています!
出場国の紹介やハカに関してもどういう踊りなのか?どういう歌詞でどういう意味なのか?特集されていますね。
スマホサイトのコラムで明かしていますがヘナーレはニュージーランド先住民のマオリ族のルーツを持っています。だからリング上でハカを踊ってアピールしている。
自分のアピールしていることが影響力の強いテレビで解説されている状況はまたとないチャンス!プロレスファンにもハカが浸透して全国でおなじみ、みんなヘナーレのハカを待っている!そうなるんじゃないかと思っています。
決戦は10.7!
両国大会の直前、10.7後楽園にてヘナーレvs鷹木信悟の試合が組まれました。これは腕だめしではなく、今後の新日本を占う重要な試合だと思います。というかこの二人でNEVERを争う試合が見たい!
実力は鷹木の方が上です。それは仕方ないですが、今のヘナーレの強みは耐久力じゃないでしょうか?これまでシリーズに参戦しトップ選手のフィニッシャーを受け続けてきたヘナーレ。鷹木の猛攻にも耐えに耐え、ときにはハカで自らを鼓舞し、試合に負けても勝負に勝つ!そんな試合ができれば一気にタイトルに近づくことができる!
なぜヘナーレが日本が変えられるのか?
出典:新日本プロレス公式サイト
日本が窮屈になってきたと言われるのは少し前からでしょうか?自分が求められるあまりに他人にも完璧を求めてしまって、他人を許容することができない。そんな空気を感じていませんか?
ヘナーレも踊るハカを「少数民族の変な踊り」とするか、ハカの精神や伝統を重んじるかはプロレスを楽しめるかどうかに近いと思います。またヘナーレは真正面からぶつかっていくスタイルです。そんな姿からファンは学ぶことは多く、自分を顧みることもあると思います。
多様性を尊重することはラグビーの文化でもあり、プロレスには相手の技を受け止める強さがあります。
誰しも自分のものさしは持っていてそれはいいこと。自分のものさしで測れないものと直面したときにどう行動するか?多様性として尊重するのか?一度受け止めるのか?はたまた拒絶してしまうのか?
どこにも正解はなく、何も間違いではないです。僕はヘナーレが活躍して、たくさんの方の目に触れて、何か感じるものがあればいい変化が起きるんじゃないかと思っています。というかそうあってくれ!がんばれヘナーレ!