ヤングライオン杯は二日目にして、選手が一巡しました。
それぞれ初戦が終わり、個性が見えてきましたかね?
この記事では9.6後楽園のヤングライオン杯の感想を書いていきたいと思います。
上村!爆発してくれ!
ヤンブライオン同士の大乱闘が起こった時にセコンドながら相手をブン投げてしまった上村と、実力未知数ファレ道場のマイケル・リチャーズの対戦。
昨日二連敗している野毛道場としてはもう負けられないですよね。上村は気合充分、なぜか一瞬若い頃の棚橋に見えた。
リチャーズは体重100kgもある堂々たる体格で押し込みます。荒削りながらパワフルですね。 上村は筋肉がついてきたとは言え80kg台ですから10kg以上の差があることになる。
上村はコーナーに押し込むとキックとエルボーの連打!いいですね~この負けん気。さらに逆エビでタップを迫ります。
リチャーズはラリアットやブレンバスターを出し、パワーをアピール。さらにかなり厳しい逆エビ。一度はロープに逃げた上村でしたが、二度目の逆エビでタップアウトとなってしまいました。
しかしながら上村はいい表情で耐えますね。大器の予感がします。ヤングライオン同士ではほぼ反則の逆エビ二連発はきつかった。逆にリチャーズは体格の良さとパワーを十分アピールできたんじゃないでしょうか。
成田のリベンジ成る!
出典:新日本プロレス公式サイト
カール・フレドリックスは高身長で長い手足、バキバキの体と端正なマスク。三拍子揃った逸材で、某メジャー団体から声がかかったことがあるそう。
対する成田はアマレス出身でオリジナル技の開発にも貪欲です。タッグマッチではフレドリックスに直接負けている成田、某メジャー団体がなんぼのもんじゃいという姿勢が見たいですね。
フレドリックスの張り手から試合が始まりました!
ドロップキックがきれいに決まっていますが、バネがすごかったんです!成田に打ち込まれてしゃがんだ状態から飛び上がってこれですから、全身バネといって差し支えないぜ!テーピングしている肩を気にしているのが心配ですね。
出た!フロントスープレックス!相手がロープに走っている間に覚醒する感じ、僕は好きです(告白)。
さらに出た!成田スペシャル3号!ロープに逃げても引きずって絞り込みギブアップを奪いました。オリジナル技がヤングライオンのなかではずば抜けて多い成田、これは強みですね。何号がどの技が浸透してきたらもうトップ選手です。
これからは個人戦!
出典:新日本プロレス公式サイト
成田が勝ったことで野毛道場としてはやっと一勝。なんとか4連敗は止めた形です。これまでは道場対抗戦の色が強かったのですが、道場内での対戦も始まり個人闘争の様相が激しくなってきます。誰が抜け出すのか?注目です。
そしてヤングライオン杯が将来にどうつながっていくのか、よく見ておきたいと思います。