G1リーグ戦最終日はEVILとオカダの熱い戦いになりました。
この記事は8.7浜松のメインイベントEVILvsオカダ・カズチカ戦のみの感想になっています。
EVILのG1は終わってない!
30分1本勝負
「G1 CLIMAX 29」Aブロック公式戦
まだEVILには優勝決定戦進出の望みはあります。EVILは現在Aブロック3位ですが、2位の飯伏に勝っています。1位であるオカダ・カズチカに勝てば3人で同点で並んでもEVILが有利です。これにはまずオカダ戦に勝つことが必要条件。
8.3大阪でSANADAはついにオカダに勝った、じゃあEVILは?2017年のG1ではオカダに勝ち首を痛めつけてオカダの勢いを殺したEVIL。その再現となるんでしょうか?
オカダが、8.7浜松のメインで激突のEVILを挑発!
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) August 4, 2019
「SANADAさんが倒せました。じゃあ俺も、とか思ってんじゃねーぞコノヤロー」
EVILは「オカダ、テメーに死んでも勝ってやる」
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オカダに勝つにはレインメーカーを封じることがポイントだと思いますが、EVILの対策は?
EVILの入場から会場はダークネス一色、この応援カードってどなたかファンの方が用意されたんでしょうか?会場の期待が伝わってきます。なーんかオカダは髪型がキマっていない気がする、これはいけるぞ!
そしてゴング!
ヘッドロックの掛け合いは全くの互角!ゆーったりとしたペースで攻防が進んでいきますが
首を踏みつけてからのブロンコバスター!体重とスピードがあるEVILにぴったりですね、これ。あとセントーンがもっと当たれば肋骨ボキボキになりそう。
このエルボードロップは肘が危ない感じで入ったように見えます。胸のあたりに刺さるようなインパクト。ドロップキックで場外へ転落したEVILはせきこんでいました。 大丈夫か?
EVILホームランでお返し!バックスクリーン直撃しそうな威力!リングに戻って雪崩式ブレーンバスター!激しい打ち合いの最中、試合時間20分!
問題はここからですよ、EVILが押し切るのか?オカダが飲み込んでしまうのか?
まずい!ツームストンもらってしまった!ここから必殺フルコース!ではなくて一進一退、お互いの意地がぶつかり合います。EVILのラリアットと返すとオカダはバックスライド式のレインメーカー、手をつないだままレインメーカー連発!
EVILは正調レインメーカーをかわすと、タイガー&ドラゴン2連発!この動きの速さ!そう簡単には終わらないぞ!試合時間25分、残り5分!
オカダのドロップキック!この時間でこの高さ!重低音ストンピングもすごいけど、元井さんの声が太くなってきた!
ローリング式レインメーカーにヘッドバットでカウンター!さらにラリアットでなぎ倒した!
きた!と思ったんですが、オカダのレインメーカー連発に飲み込まれて EVILは負けてしまいました。
強い強いオカダ
本当にオカダはプロレスをやっていてくれてよかった、と思える能力の高さ。それを感じた試合でした。これだとニュージャパンカップ、IWGP、G1と総取りしてしまいそうな2019年です。
オカダの身体能力は素晴らしい、それがオカダの魅力だとすると、衰えた時のオカダの魅力って何になるんでしょうか?ちょっと気になるけどまだ大分先の話で、その時にはまた違ったオカダになっているでしょう。
EVILの意地
結局EVILはレインメーカーを何発もらったのか?何発もレインメーカーを引き出したのもEVILの実力です。負けたことでEVILのG1敗退が決まり、オカダか飯伏のどちらかが決勝進出とすっきりしました。これでファンもわかりやすくなった。
EVILのオカダからの負けは必要な負けなのか?
確かに負けたけど、自分の魅力をしっかり出し、簡単には負けなかったEVILに僕は拍手をおくりたい。
組織にいればいろいろな都合がある、誰だってそう。そんな中で頑張っているEVILが僕は好きだ。