時系列的には前後しますが、8.3大阪のEVILvsウィル・オスプレイ戦の感想です。8.4大阪の内籐哲也vs鷹木信悟戦はこちらです
王様のいるリング
30分1本勝負
「G1 CLIMAX 29」Aブロック公式戦
ウィル・オスプレイは高い運動能力を生かしたファイトが魅力で、正真正銘の空の王様。IWGPジュニア王者としてG1に挑戦し結果は振るわないながらも素晴らしい試合をしています。
対するEVILは闇の王様、とか言ってる色物キャラ
では決してない!
自分のキャラクターを貫きつつ、新日本の生え抜きとして戦っています。
そして何でもできてスピードもあるEVILは
オスプレイのスピードについていきショルダータックルでふっ飛ばした!ランス・アーチャーばりのタックルです。
出典:新日本プロレス公式サイト
豪快なスイングでEVILホームラン!これは場外弾。
首を痛めたオスプレイに集中攻撃です。正統派なレスリングもでき、場合によってはヒールに徹することもできる。この幅がEVILの魅力で、EVILにしかできないこと。
出典:新日本プロレス公式サイト
オスプレイは素晴らしい身のこなしでブレーンバスターをスタナーで切り返したり、華麗な飛び技。
出典:新日本プロレス公式サイト
パワーボムというよりライガーボムで投げきった。オスプレイのパワーはヘビー級の選手でもしっかり投げきることができます。全然無理してる感じがしない、キックを始め打撃もしっかりしている。恐ろしい選手ですね。
パワーで攻めるEVILに対して、体格で劣るオスプレイがスピードでとはならず。そのパワーのままオスプレイのスピードについていくEVIL。
出典:新日本プロレス公式サイト
カウンターのスパニッシュフライやオスカッターを耐えきったEVIL。特にスーパーオスカッタを止めたのが大きかった。
最後はEVILがテキーラ・サンライズ(タイガー&ドラゴンといえばいいのかどっちだ?)2連発で首に大ダメージを与えると
出典:新日本プロレス公式サイト
体ごとカチ上げるラリアットでふっ飛ばした!ここからEVILにつなげて3カウント!
EVILは強い!
最近はなんでもできる選手が増えました。オスプレイはグラウンド、飛び技、投げ、打撃とどれをとっても一級品で格闘能力だとEVILよりも上かもしれません。
それでもEVILが勝った。プロレスラーとして強いのはEVILでした。
EVILだって身体能力は高いし、オスプレイの動きに最後までついていけた。オスプレイの攻撃に耐えきってザ・プロレスラーとしての強さを見せてくれました。
「オスプレイ頑張れ!」となってしまいがちな空気をしっかり技を受け、説得力のある技で引き込めたのはいいですね。
オカダが、8.7浜松のメインで激突のEVILを挑発!
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) August 4, 2019
「SANADAさんが倒せました。じゃあ俺も、とか思ってんじゃねーぞコノヤロー」
EVILは「オカダ、テメーに死んでも勝ってやる」
☆8.4大阪大会を新日本プロレスのスマホサイトで独占詳報中!
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EVILはまだ優勝決定戦進出の可能性を残していて、次はオカダ・カズチカ戦です。一昨年のG1ではオカダに勝ち、首を痛めさせました。オカダを圧倒してしまうようなEVILがみたいなぁ。
ちょっと気になる鷹木信悟。同じロスインゴでもパワーとスピードを兼ね備え、タイプの似ている二人は普段対戦することもありません。シングルマッチをしたらどうなるのか?かなり興味がありますね。真っ向勝負の名勝負間違いなしですね!