もう予備知識とかG1の星取とかなしに見たい対戦。
この記事は7.30香川のウィル・オスプレイvsザック・セイバーjr戦のみの感想です。
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キャッチ・アズ・キャッチ・キャン
30分1本勝負
「G1 CLIMAX 29」Aブロック公式戦
イギリスのプロレスラービッグ3といえばウィル・オスプレイ、ザック・セイバーjr、そしてマーティ・スカル。新日本へは順番に参戦してきましたね。そんな二人が新日本のマットで対戦、しかもお互いに王者としてです。
ザックの関節技にもついていけるオスプレイ、試合はこれぞランカシャースタイルという展開になりました。
序盤は打撃なんてなし!お互いの技術を比べ合います。関節の取り合いでザックが勝れば、オスプレイが身体能力が高い動きで抜け出す。スピーディで緊張感のある攻防です。
もちろんザックも関節技だけじゃなく、こういう荒々しいこともやってくる。試合を決める投げもある。代名詞の関節技はどんどん発展させて泥沼に引き込まれてしまう。大変な選手ですね。
ちょっとオスプレイの首が心配。
首が痛かろうとサスケスペシャルで飛んだ、オスプレイ。連続攻撃でペースを作ります。ちょっと文章にできない攻防からオスカッターがクリーンヒット!ダメージがありフォールできませんでした。
必殺のストームブレイカーを狙いますがヨーロピアンクラッチホールド!ミラノさんが完璧というこの技僕も大好きなんです!この技を他の選手にできないことはないでしょうが、試合の流れの中で決めるのってザックじゃないとできないと思います。
シューティングスタープレスには三角絞めが待っていた!ザックはオスプレイが空中にいる間にスルッと動いて捉えた、オスプレイは回転しているから見えないんですね。うまいなー。
オスプレイは三角絞めをパワーボムで切り抜けるとストームブレイカーを狙います。
ザックは着地すると飛びつき卍!え?卍固めって飛びついてできたっけ?オスプレイはロープに逃げようとしますが崩れてしまい
出典:新日本プロレス公式サイト
この技は「Hurrah! Another Year,Surely This One Will Be Better Than the Last;The Inexorable Match of Progress Will Lead Us All to Happiness」だそうです、長いッ(スペルが違ってたらごめんなさい、誰か和訳して)
ただのグランド卍ではなく、倒れる瞬間にクラッチを変え、より首にダメージがいくようにしましたね。いやーうまい、たまらずオスプレイがタップアウトでした。
ザックやっと2勝
バックステージでのコメントも見逃せないザック。これまでは関節地獄で勝ちを量産していましたが、今年は苦戦していますね。今年のG1の関節技での初勝利となりました。今回は高松のお客さんが羨ましい。いいじゃないですか地方でこんな試合があっても、東京に一極集中しすぎだと思いますがね。まあビジネスだから仕方ないんですけどね、この二人の対戦はもっとみたいですね。
今回のおわび
ザックとオスプレイは素晴らしい試合を見せてくれました。それに比べて僕の文章力ときたらとても見せられるもんじゃありません。なんとか記事にしましたがわかりにくいところはご容赦ください。二人の技術の高い攻防はぜひ動画でご覧いただきたいと思います。