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KENTAのハッピーエンドとは?~7.27愛知G1公式戦~

前回の記事と時系列が前後してしましますが、この記事は7.27愛知メインイベントのオカダ・カズチカvsKENTA戦の感想です。

僕は現地で観戦していたのですが、会場で感じた反応も書いていきますね。

 ホーム中のホームのオカダ

30分1本勝負
「G1 CLIMAX 29」Aブロック公式戦

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出典:新日本プロレスワールド

現IWGP王者であるオカダが外敵的な立場のKENTAとの試合なので、オカダに声援が集まるのは当然のこと。またオカダは愛知出身、いろいろなケンミンが出演するTV番組に愛知ケンミンとして出演して愛知のお客さんにも知れ渡っている。

俺たちの王者のオカダが憎たらしいKENTAをやっつける姿を期待している雰囲気がバリバリ感じられました。

KENTAの意地

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出典:新日本プロレス公式サイト

オカダと並ぶと体格的には劣るKENTAですが、足の太さ!僕は二階席から見ていたのですが、遠目からでもわかるその太さ。太い脚から繰り出される蹴りは重たく、特に会場で感じたのは音ですね。蹴るたびに「ドゴッ!」という音が二階まで飛んできました。試合内容は蹴ってばっかりという印象だったのですが、その蹴りの説得力!いつの間にか「もっと蹴れ!」と思っている僕がいました。

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出典:新日本プロレス公式サイト

そしてこのレインメーカーポーズ、オカダを蹴りまくって、騙すようなフェイントをし、頭を足ではたいての挑発でした。これにはオカダとファンは怒ります。ここまでは完全に外敵。しかもG1はこれまで全勝していて、オカダにやっつけて欲しい存在でした。

 

受けないKENTA

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出典:新日本プロレス公式サイト

KENTAはオカダの技を受ける回数は少なかった。僕のとなりで見ていたお兄さんは「KENTA全然受けねぇな」「KENTA受けろや」試合中に5回は言っていましたね。

それはそうだと思うんです。僕が考えるに「プロレスやったらやり返されるの法則」があると思っていて、このフットスタンプなんかはそうです。同じことをオカダもやり返せばいい。でもやらなかった。

またKENTAの蹴りや打撃に合わせるカウンターもできるならやり返せばいい。技術的にできるかどうかは別にして。ある意味KENTAは蹴りだとか技をうけなかったりを先に出している、当然同じことをされるはず。KENTAにはやり返される覚悟があっての試合運びなんじゃないかと最近思っています。

オカダのいつも通りのプライド

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出典:新日本プロレス公式サイト

G1だと印象に残っているのは2017年の決勝、内藤vsケニー戦。ケニーの危険な展開にどんどん引き出しを開けていく内藤がいました。

対してオカダは非常にいつも通り、そこにプライドを感じました。KENTAにフットスタンプをやり返すわけではなく(やろうと思えばできるでしょう)、ドロップキックを叩きこんだ。このドロップキックで会場は大爆発!(一応)外敵であり憎たらしいKENTAをいつものオカダがやっつける、期待通りの試合を見せてくれました。

最後はツームストンからのレインメーカーでKENTAを沈めました。KENTAの攻撃を受け止め、いつも通りの勝ち方で勝ったオカダ。底が知れないレスラーになってきたかもしれません、ある意味冷徹で感情のない以前のレインメーカーに戻りつつあるのかも?

マイクでは台風の中足を運んだファンをねぎらい、G1優勝宣言が出てお客さんは大満足でかえりましたとさ。

受け切られてしまったKENTA

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出典:新日本プロレス公式サイト

KENTAはオカダをほぼ追い詰めていたと思います。

ダイビングエルボーを三角締めで捕え、GAME OVERを決めたときはタップアウトするかと思った。惜しかったのはgo2sleepで決めにいったのにオカダに着地されてしまったこと。ここで身長差が出てしまった。
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 この記事でオカダに攻撃を受け切られてしまったら、KENTAは何を出すのか?を注目していました。柴田勝頼の技なのか?NOAHの選手の技なのか?

結局は何も出ず。オカダに勝つには奥の手が必要だったかもしれませんが、僕の期待はこれからにとっておきます。

 

握手はハッピーエンドなのか?

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出典:新日本プロレス公式サイト

試合後のマイクの前に握手したオカダとKENTA。これオカダにはいいでしょう。自分はしっかり勝ってKENTAを認めてマイクでも締めて、ベビーフェイスでほぼ完ぺきな王者です。ハッピーエンドを見せ、お客さんも大満足で帰しました。

KENTAにとってはどうだったんでしょうか?

オカダとは強さを認め合ったとは思います。でもKENTAはどこを目指しているんでしょうか?いきなりG1に出場して外敵として見ればいいのか戸惑ってしまいます。

もしKENTAの目標がアメリカに再チャレンジすることなら、この握手はありかもしれません。新日本プロレスの枠の中だけで見ると外敵にもベビーにもヒールにもなっていないKENTAは中途半端に見えます。ですが蹴り中心の試合運びやハラハラする関節技、ファンへのアピールなどはアメリカにフィットしそうでもある。KENTAはKENTAにできることを発信しているのかもしれませんね。

 

蛇足ながら

僕は7.27のみ現地観戦できました。現地で見れて本当に良かった!できれば7.28も行きたかったですが、なかなかそういうわけにもいきません。

やっぱり生観戦はいいですね!もちろんワールドもいいんですが、試合の印象が違うことに気づきました。現地でしか感じられない音や雰囲気。ワールドでは「次はこう来るな」と予想してしまったりしますがそれがなかった。不思議ですね。

僕も田舎に住んでいるのでなかなか観戦には行けず、後楽園ホール観戦なんて夢のまた夢です。でもプロレスファンの方には観戦に行って欲しいですね、きっと感じるものがありますよ。

興奮から友達と語りつくしてしまい、生活リズムが崩れてブログ更新が前後してしまいました。待っていただいていた方には失礼しました、お酒はほどほどがいいですね。