モクスリーは強い!台風一過の名古屋は熱くなりました。
この記事は7.28名古屋の内藤哲也vsジョン・モクスリー戦のみの感想になっています。
モクスリー強し!
30分1本勝負
「G1 CLIMAX 29」Bブロック公式戦
4戦4勝で前半を終えたモクスリー、荒々しいスタイルだけでなく鷹木戦ではタップアウトを奪ったり多彩なプロレスを見せてきました。
内藤は開幕2敗しながらも2連勝と戻し、ここでモクスリーを止めておかないと優勝は厳しい。個人的な成績だけでなく、新日本の選手としてモクスリーを止めてほしいですね。
前哨戦でも挑発しまくった内藤は入場に時間をかけまくってモクスリーをイラ立たせます。もう大内藤コールが止まってしまうほど。コスチュームも全然脱がない!目の前に怒っているモクスリーがいるのによくあんなに挑発しますよね。
場外で内藤にお仕置き!客席に投げ、仕上げは鉄柱!内籐の動きが止まりました。こういう攻撃だけでなく、逆水平ひとつとっても威力がありますね。
内籐も負けてない!イスへのDDTから座らせて、花道を走ってのフロントキック!30メートルぐらい走ったでしょうか?内藤はかなり足が速い、さすがの身体能力です。
内籐のジャンピングエルボーがきれいに決まりました。この次の雪崩式フランケンシュタイナーは微妙な落ち方「普段は相手が合わせてくれてますよ」と言わんばかりでちょっとなー。続けたコリエンド式デスティーノはラリアットでモクスリーが迎撃。
モクスリーはヘッドロックで捕まえて前に倒れる、こういう技をいきなりやってくのに対応しないといけません。生膝蹴りはカウント2。
出たぞ!コリエンド式デスティーノ!内籐の体勢がいつもと違う、そのままフォールしますがカウント2。後ろの海野レフェリーの体勢もちょっと気になるけど、気にしない気にしない。
モクスリーはダブルアームDDTから高角度のデスライダー!これで内籐をマットに突き刺し、3カウント入りました。
5連勝!
モクスリーは内籐にも勝ち、手が付けられなくなってきました。現在勝ち点10で独走です。残るはジュース、矢野、後藤、ジェイですが誰かが止めないと本当に全勝優勝してしまいます。あまり外敵という感じがしないのは試合内容がいいからでしょうか?元スーパースターだけじゃなく、少ない技で試合を作り、決め方も多彩で本当にいいレスラーですね。
かなり厳しくなった内籐
モクスリーを止めるのは内籐だと思っていたんですが、かなり痛い敗戦となってしまいました。石井戦が良かっただけに残念です。
Bブロックはモクスリー以外の選手が勝ち点6か4の団子状態になっていて、ここから抜け出せばブロック突破もあります。ですが内藤はモクスリーに直接負けてしまったので、モクスリーがあと4戦全敗しないと抜け出せません。ちょっと考えにくいですねー。とはいえ優勝するには勝ち続けないといけません。
G1優勝は内籐の目標であるIWGPとの二冠への最短距離だったんですが、また遠ざかってしまうんでしょうか?相手を怒らせるならその上で勝たないと!二冠はおろかインターコンチを持ち続けることも難しいですよ。それとも何か逆転のプランがあるんでしょうか?