この記事は7.24広島G1公式戦の後藤洋央紀vsタイチ戦のみの感想になっています。
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怒りの後藤!
30分1本勝負
「G1 CLIMAX 29」Bブロック公式戦
後藤洋央紀はLA道場の柴田の元、修行を積み臨んだG1。初戦のジェイ・ホワイトに勝ったものの、ジュース・ロビンソンと内藤哲也に負け勢いを殺してしまいました。
さらにタイチには
あまり人の試合は観ないけど
— タイチ (@taichi0319) 2019年7月21日
どれだけ変わったのか観たかったから
ラ・ドホvsナイトー
観させてもらったよ
ラ・ドホ
アレで変わったらしいよ
先場所休場して
言わばカド番で迎えた今場所
負け越したら
ヤングライオン降格でいいんだよ?
そういうとこだぞ
ラ・ドホ!
こんなこと言われてしまう始末。後藤ははらわた煮えくり返っていることでしょう。というかそうあってくれ!修行して強くなっただけじゃなく、がむしゃらにやっている姿を見せてほしい!
タイチも後藤も2敗なので、負けると優勝戦線から大きく後退することにもなる一戦。
タイチは入場するなりヤングライオンへ暴行、LA DOJOのTシャツを奪って踏みつけ挑発します。
これに怒った後藤が襲いかかり試合開始、レフェリーの制止も聞きません。場外でも攻め込みますが、タイチがあべさんを使いさらにLAヤングライオンを後藤へぶつけてペースを掴みます。
タイチにしてみれば後藤が怒るのは予想できるので、自分の有利な場外へ行くのは定石ですね。まさか後藤がヤングライオンと一緒に攻撃はしてこないはずだし。
後藤は担ぎ上げますが、回転している間にサミングで切り抜けられてしまいます。こういう所じゃないかな?ギアチェンジって。ズバッと決めて反撃のリズムを作らないと。
タイチは蹴りが重い。ソバット、ジャンピングハイキック、バズソーキックと攻めます。この蹴りで試合の流れを引き寄せられるし、相手のペースを切ることもできますね。川田ってこんなに蹴ってたっけ?
ラリアットとアックスボンバーの打ち合い!良い展開になってきた。
と思ったらレフェリーをも使っていくタイチ。ロープワークの途中で巻き込んだり、GTRもレフェリーを巻き込んで回避します。
レフェリーが見ていない一瞬の隙に急所蹴りからのタイチ式外道クラッチで3カウント入りました。後藤もがっくりだけど私もがっくり。
タイチの手のひらの上
思えば試合前やSNSでの挑発からタイチの試合は始まっていた。怒る後藤に対して使えるものは全て使って勝つ。重たい蹴りとデンジャラスな技の本格派な一面と小ずるい一面のを両方上回らないと勝てなくなってきました。
後藤しっかりしてくれ!
タイチに一杯食わされて負けてしまった後藤。前IWGP王者のジェイ・ホワイトに勝ったのはよかったですが、そこからの3連敗。しかも負け方が良くない。
ぶっちゃけ僕としては後藤が優勝する姿が見たいわけではなくて、後藤良くなったなという姿が見たい。キックでタイチをふっ飛ばした時すごくワクワクしました。
コロッと騙されてしまうところも後藤のいいところなんでしょうか?例えば野球選手で変化球を全く打てなかったらプロになれますか?ちょっと考えてほしいですね。