いよいよ始まったG1 Bブロックの公式戦。
この記事はメインイベントの後藤vsジェイ戦のみの感想です。他の試合はこちらからどうぞ
後藤はどこまでやれるか?
後藤洋央紀は修行してどれだけ強くなっているのか?ジェイ・ホワイトに勝てるのか?初戦から注目の対戦です。ジェイはいつもどおりでもブーイングの少ない入場、最近悪いことしてないから当然か。
後藤はコスチュームではなくLA道場のTシャツで入場、会場の期待値は高いですね。でもこれなら下もショートタイツでもよかったのでは?その方がより変化を意識できたと思います。体の完成度はすごいですね。
本間が「後藤は今日負けたら全敗もある」というほど気合が入り、緊張しているという後藤。
試合が始まってもジェイはわざわざイスを出して、外道を鉄柵外に座らせる余裕ぶり。これも30分の試合時間に入っているから、後藤はつっかけるべきじゃないかな?
場外へ逃げたジェイをすかさず追いかけて鉄柵に振る後藤。こういうスピードはいいですね!
場外で攻めたのに外道に気を取られ、その隙にジェイは回復。リングに戻る後藤の足を外道が掴み、そこへジェイがエルボースマッシュ。うぅ大丈夫か?
そしてエプロンへ叩きつけ、鉄柵でも攻めるジェイ。上手い上手すぎる。この若さでこのインサイドワーク、これも実力です。随所でジェイが上回っている。本間曰く試合が丁寧。
なかなか捕まえられないジェイにミドルキック一閃!これこれ!これですよ!
そこから村正、バックドロップとつなげます。後藤が良くなってきた!
一筋縄でいかないのがジェイ・ホワイト。攻撃をスルッとかわすとコーナーへ投げたりブレイドバスター。打撃の打ち合いはパワーでは負けても細かいテクニックで対応し
ちょっと文章にできないロープワークの読み合いで低空バックドロップを決めました。後藤のしてやられた顔。
切り返しや読み合いで上を行かれ続ける後藤。屈辱的な踏みつけまでされてしまいます。ジェイは海野レフェリーと口論する余裕まである。やっと目を覚ました後藤はラリアットを決めますが、単発。やっぱり牛殺しは一回転するんですね。
ブレードランナーとGTRの掛け合い、後藤は髪を掴んで外すと頭突き。柴田と練習したのってコレ!?
.@510njpw 'Fireman's carry GTR'
— njpwworld (@njpwworld) 2019年7月13日
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ちょっと待って!出た!昇天・改!これが後藤!続けて牛殺しの体勢からGTR!これが新技か!?ジェイはカウント2で返す。え?返した?決まらないのか!
LA道場で鍛えたミドルキックでジェイを吹き飛ばすと、正調GTRでジェイを沈めた後藤。強いぞ!
後藤の強みってこれですね。豊富な技での終盤の畳み掛け。これは僕の好きだった後藤が帰ってきたかもしれない。
これだけは言わせて下さい。『G1』の“G”は、後藤の“G”ー!! 以上ー!!
出典:新日本プロレス公式サイト
マイクも決まった!いけるぞ後藤!三重県民の星!
ちょっとだけ口出しさせてもらうと
僕が思うに後藤はどっしり感を出せればもっと良くなる。序盤はどっしり攻め、相手の攻撃も受ける。変速ロープワークはここぞという時だけ。最後はたくさんある引き出しをあけて勝つ!これが緩急でありギアチェンジじゃないかな?
今回の気になったこと
・本間「後藤は新必殺技あるらしいですよ。どんな技かは教えてくれなかったけど」
うん、試合序盤でバラしてしまう人にそんな大事なことは普通教えませんよね。