いくつかに分けて書いているG1の開幕戦ですが、この記事はメインイベント、オカダ・カズチカvs棚橋弘至戦のみの感想です。
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ダラスはアメリカ テキサス州の都市ですね。テキサスといえば西部劇のイメージ、乾いた大地。雨はあまり降らないんじゃないかと思っていたら普通に降るみたいですね。 メインイベントは近年の新日本プロレスを引っ張ってきた二人 アメリカでの開幕戦は史上初だからなのかテンションが高く、調子の良さそうな棚橋。なんとなく動きも軽快で少し絞れた体つきですね。しかしすごい歓声!これだけの規模の会場でめちゃくちゃ響いています。 オカダの入場も大歓声、ガウンを脱ぐだけで大歓声です。 ゴングが鳴り、向き合っただけで「HOLY SHIT!」や「NEW JAPAN!」のコール。ものすごい歓声でみなさんこれを待っていてくれてたんですね。僕もジーンときました。 日本ならお互いのファンの応援合戦があるんですが、純粋に二人のプロレスを楽しんでいる感じですね。 ロックアップから試合は始まりました。一連の動きで棚橋は動けてる!オカダに負けていない。 こんな記事を書いたりしましたが、悲壮感なんて全然ない。明るく希望に満ちた棚橋がいました。 トップコーナーに座った棚橋にオカダがドロップキックで場外へ転落させます。オカダも肩まわりとかすごくでかくなっていて、単純に強そうです。掟破りのドラゴンスクリュー! 徐々に熱くなる試合、何度も言うようですが棚橋は動きがいい。ロープに走るスピードも早い。 ロープを挟んでのドラゴンスクリュー、さらに低空ドロップキック。 思えば棚橋が武藤や藤浪から受け継いだドラゴン殺法やヒザ攻め 、それが動けなくなってきた今こんな風に活きてくるとは不思議なもんですね。当時の棚橋がコンディションは悪くなってくるであろうことを予想して会得していたとしたら、怖いぐらいの先見の明です。 ヒザ攻めに活路を見た棚橋はテキサスクローバーホールド!テキサス州でテキサスクローバー!ところでオカダってテーピングしているのをあまり見ないですがどこも悪くないんですかね? 場外へエスケープしたオカダへハイフライフロー解禁!この棚橋の姿に感動しますが、ちょっと前ほどの悲壮感はない。それだけ調子がいいんですね。 ドロップキック→ツームストンをオカダが出し、これは必殺フルコース始まった!と思ったんですが返す棚橋。すげぇ! スリングブレイドからハイフライフロー2連発!棚橋も必殺フルコースです。ですがヒザが待っていました…。 逆さ押さえ込み式のレインメーカーからの正調レインメーカーを棚橋が丸め込んでカウント2.9! さらにドラゴンスープレックスホールドもカウント2.9!これ並の選手なら決まってますね。それだけ二人のレベルが高い。 打撃の打ち合いからスリングブレイドを狙ったところを旋回式ツームストン。最後は正調レインメーカーに棚橋は沈みました。 左手でカウンターを生み出し、右手にはすごく体重が乗っている。説得力抜群のすごい一撃でした。 新日本にとって重要なアメリカでのG1開幕戦を勝ち、マイクでもきっちり締めたオカダ。しかも英語で!やっぱりすごい選手です。 もうオカダを好きになってしまった方がいいんじゃないか?そんなことを最近考えています。 もちろんオカダ・カズチカは好きですよ。どうも僕自身がレインメーカーショックを引きずっているところがあって、試合内容が同じに見えることもあり、オカダには試練を乗り越えてほしいとか思っているんですが、どんどんすごい選手になっていくオカダ。 ルックスはいいし、キャラクターもいい、奥さんは美人、もちろんプロレスはすごい。本当にみんなに見てほしいプロレスラーですね。もう好きになってしまおうかしら? 僕は誰推しとかなくプロレスが面白ければいい。 その中心にいるのがオカダ、それは間違いない。 そんなオカダも31歳、この先どんなドラマが生まれていくんでしょうか?もっともっと大きくなっていくオカダを楽しみにしていきたいと思います。 ダラスにも雨は降る
偉大なレスラー オカダ・カズチカ