6.9DOMINIONの感想を続けていますが、この記事はIWGPジュニア王座戦のみの感想です。
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オスプレイの龍狩り
第7試合 60分1本勝負
IWGP Jr. ヘビー選手権試合
ものすごい決勝戦でBOSJを制したウィル・オスプレイ、王者ドラゴン・リーもライオンマークとのハーフマスクで入場。
お互いに気合十分です、握手で試合は始まります。
山崎さんが「なんじゃこりゃ」という動きは棚橋でもできない。
対峙するとオスプレイの方が大きいでしょうか。少しづつ押しているように見えます。
ドラゴン・リーはオスプレイのサスケスペシャルをかわすと、オスプレイを鉄柵に座らせてトペスイシーダ!
【6.9大阪城ホール大会・第7試合】
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2019年6月9日
IWGPジュニアヘビー級選手権試合!
ドラゴン・リーvsウィル・オスプレイ!
リーが矢のようなトペ・スイシーダを発射!
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スローで見るとより美しいこの空中姿勢。惚れぼれしますね。飛び技って難易度もそうですが、美しさも魅力。ドラゴン・リーは特別に美しいトペスイシーダです。
またもや巻き込まれたミラノさんへまさかのミラノコール!
コーナー上での攻防から
躊躇なく飛ぶオスプレイ!ムーンサルト一回ひねり、こんなのこの人しかできない。
技の掛け合いからドラゴン・リーは旋回式DDT、オスプレイはスタナー。ちょっとどう動いているのかわからなくなってきた。
ドラゴン・リーのリバースフランケンにオスプレイはスパニッシュフライ!お互いに全然譲らない。
場外へのトップロープ超えフランケンを着地したオスプレイ、すごすぎて笑えてきた。世界中がびっくり、びっくりオブ2019。
オスカッターを膝で迎撃し、場外へのフットスタンプ!(誰かスペイン語教えて)
さらにカナディアンデストロイヤー、膝蹴りの連発!ドラゴンの牙を耐えに耐えるオスプレイ
鷹木を仕留めたトップコーナーからのオスカッターからストームブレイカーで勝利!
すごすぎるオスプレイ、勝ち方がワンパターンになるなんて言ってごめんなさい!
負けたドラゴン・リーがベルトを巻き土下座で終わった試合。美しく王座は移動しました。やはりBOSJを制したオスプレイの勢いはすごく、それに応えたドラゴン・リーもすごい。BOSJの決勝戦でかなりハードルは上がっていましたが遜色ない試合を見せてくれました。
そしてバックステージでは
オスプレイ「何よりも“リスペクト”が大事だ。この試合は凄く価値のある非常に重要な試合だった。ドラゴン・リーは以前闘ったよりもどんどん試合をするごとに進化している。彼こそが世界でも最高峰のジュニアのレスラーの一人であることは明らかだ。ただ俺も、このオスプレイも世界の最高のジュニア選手なんだ。もうこれ以上、何も考える必要はないだろう。ただ、防衛戦に関して、俺はロービー・イーグルスとはやりたい。かつてオーストラリアのメルボルンで戦ったけれど、彼とはベルトを賭けて闘いたい。俺にとってはその試合も非常に重要なんだけれども、俺はこのベルトをもっともっと、どんどん価値を上げていきたい。俺はこのベルトを世界で最も重要なベルトにしてやりたいんだ。それは新しい挑戦でもある。そして、あえて俺は言う。あえて俺は主張したい。ジュニアのベルトを持った状態で『G1 CLIMAX』に出場したいんだ。ジュニアにはその価値がないのか? それを考えてみて欲しい。ジュニアのチャンピオンが『G1 CLIMAX』に挑戦する。あえて俺をその中に入れろ、と俺は主張する。このトロフィーを持って、『SUPER Jr.』の優勝のトロフィーを『G1』のトロフィーに変えてみせる!」
出典:新日本プロレス公式サイト
ちょっと大事なことをポンポン言わないで!ついていけないから!
まずロビー・イーグルスの名前を出しました。BOSJではファンタズモの介入があって負けたオスプレイ。オーストラリア大会でリベンジでしょうか?逆に食ってやれ、イーグルス!
そしてG1への出場表明!この大会はG1への出場表明多いな…。今のオスプレイならやれそうですが、NJCとはわけが違うハードさなはず。体格的に劣るオスプレイがどこまでできるか?
オスプレイの目指す、ジュニアでありながらヘビーでも戦うことは叶えられるんでしょうか?
ドラゴン・リー「(※しばらく背を向けたままだったが、気を取り直してカメラの方を向いて)今日の試合に関して、自分の言葉はない。それぐらい燃え尽きた試合だった。負けてしまったけど、僕はプロフェッショナルを貫きたいと思うから、今日はオスプレイの方が素晴らしかったことを認めるし、だからこそ彼が勝ってチャンピオンになった。今日みたいな激しい試合だと、次第に痛みが増していくので、勝つのはとても難しいと感じたし、そんな試合でチャンピオンになったオスプレイの健闘を称えるし、敬意を表する。
出典:新日本プロレス公式サイトより抜粋
ドラゴン・リーとしても燃え尽きた試合でした。ですがドラゴン・リーはまだ若い。キャリア5年ですから、これだけの試合をする方がおかしい。
ところで何かと話題になる高橋ヒロムは両国にも大阪にも姿を見せませんでした。
まだ試合ができる体調ではないのか?それとも水を差さないようにしたのか?
いないのにこれだけ話題を作れるヒロムは他にいない選手です。また元気な姿が見られることを楽しみにしています。