いよいよDOMINIONはメインイベント!
オカダカズチカvsクリス・ジェリコ戦です。
ジェリコはこれまで襲撃などを繰り返してきた前科があり入場から目が離せません!またオカダがそれにどう対応するのかも注目していました。
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意外な展開
第9試合 60分1本勝負
IWGPヘビー級選手権試合
入場はジェリコから意外とおとなしくオカダの入場を待ちます。調印式では暴れても無視された形のジェリコ、オカダはコスチュームを投げつけて笑顔、すでにペース争いは始まっていますね。
出典:新日本プロレス公式サイト
棚橋が「全くイメージできない」と言った試合は普通に始まります。それだけオカダが大きくなったということでしょうか?
オカダのミサイルキックをいなしてウォールオブジェリコ、ジェリコが先手を取ります。
場外ではテーブルへのDDT!さらに自分でゴングを鳴らして完全にジェリコのペース。
リングに戻ってフライングボディーはカウント2
高角度バックドロップからこのマッチョポーズ
ジェリコのペースは会場を巻き込んでいきます。この時間はオカダの受ける時間かな?
滞空時間の長いブレーンバスターを出したり、ジェリコは今までで一番コンディションがいいかな?締まってはいないけど体に厚みがある印象ですね。
やっと反撃にでたオカダでしたが
鉄柵超えのクロスボディを狙って、コードブレイカーのカウンターをもらってしまいます。よく研究してきてますねジェリコは。これだけ圧倒するのは意外でした。逆水平も重い!
ウォールオブジェリコを決められてオカダピンチ!なんとかロープへ逃げます。もうちょっとオカダは攻めないと、最後に逆転しても変になってしまうぞ!
ツームストンとリバースネックブリーカーを決めますが単発。
三角跳びのドロップキックを見せたジェリコ、これは勝ってしまうんじゃ?とも思える動き。
オカダのドロップキックを読んですかさずライオンサルト!ジェリコは今までで一番動けてますね。
オカダは荒々しい蹴りで「そんなもんかコラ!」あれだけ攻めさせてそれはない。もっと攻めてからじゃないと。
ジェリコの逆レインメーカーを避けるとオカダは掟破りの逆コードブレイカーを決めますがカウント2。
出典:新日本プロレス公式サイト
ウォールオブジェリコを抜け出して試合時間25分!
ジューダスエフェクト(バックエルボー)を避けたオカダ、レインメーカーを避けて飛びついたジェリコをキャッチ。丸め込もうとするジェリコを上から抑えて3カウント。
なんじゃこりゃ!?
はっきりしない終わり方に説得力をつけようと暴れるジェリコ。ジューダスエフェクトでオカダはダウン。
イスに座ってオカダを見下し、さらに暴行するジェリコ。
放送席の棚橋が止めに入ってやっと収まりましたが、マイクをとったジェリコは
ジェリコは「タナ、バカハシ!おまえ、リングで起きたことを観てなかったのか? いいか? ペインメーカーは決して負けない。ペインメーカーが最後には勝つ。クリス・ジェリコ、俺こそが史上最高のレスラーであることには変わりはないんだ。それは今でも変わらない。このクソの日本でも変わらないんだ。タナ、おまえやりたいのか?オカダ、じゃあまたな。せいぜいハッピーチャンピオンでいればいいんじゃないか、このクソ野郎!」
出典:新日本プロレス公式サイト
と言い残し、考えうるムカつく行為を全てして帰っていきました。当然会場はブーイング。これで終わりというアナウンスに騒然としていました。
オカダは勝ったのか?
出典:新日本プロレス公式サイト
この試合オカダは勝ったと言えるんでしょうか?
確かに押さえ込んで3カウント取りましたが勝ったとはとても言えない内容でしたね。最後だけでなく終始ジェリコのペースでした。
さらに試合後のジェリコの暴行もあって後味の悪い締めになってしまいました。いわゆるバッドエンド。ある程度耐性のある長年のファンの方にはそうでもなくても、かなり残念な結果だったという方も多いと思います。
僕が思うに、バッドエンドもありかなー後味は悪いですが。あとこのバッドエンドはオカダの成長には大切です。ジェリコはオカダのいいところを潰しに潰して自分の空気を作った。オカダはいつも通り勝とうとしてもできなかった。
オカダの身体能力は素晴らしいですが、徐々に落ちてくる。その時に魅力のあるレスラーになっているかどうかはこれからです。これからの経験と成長にかかっています。
オカダは間違いなく逸材です、この経験がオカダの中で生きることを願います。
今回は近くに居合わせた棚橋が救出した形ですが、ジェイ・ホワイトでも面白かったんじゃないですかね?