ベストオブスーパージュニアはリーグ戦が終わり
Aブロック代表はロスインゴの鷹木信悟
Bブロック代表はCHAOSのウィル・オスプレイと決まりました!
今回は6.5両国大会のメイン、BOSJの優勝決定戦の見どころを考えていきます。
無差別級な二人
ヘビー級の選手はパワー、ジュニアの選手はスピード
という考えはもうとっくに古いというのがBOSJを観ていてはっきりと分かりました。
選手それぞれ特徴はあるものの、パワー・スピード・テクニックすべてが一流の選手ばかりです。僕は公式戦を全部見ましたが、どの試合もレベルが高く見応えがありました。
その中でも優勝決定戦へ進んだのが鷹木信悟とウィル・オスプレイ
試合を観ているとここまで来るのも納得です。ちょっと二人のBOSJを振り返ってみましょう。
鷹木信悟のBOSJ
出典:新日本プロレス公式サイト
ここまで全勝してきた鷹木、初戦はSHOでした。SHOはジュニアタッグで散々あたり、気合十分で臨みましたが鷹木には勝てなかった。さらに現IWGPジュニア王者であるドラゴン・リーにも勝ち、石森にも勝って優勝決定戦進出を決めました。
鷹木の試合を観ていると目を奪われるのはパワーだけでなく、爆発的なダッシュ。
ダッシュでスピードに乗った必殺のパンピングボンバーの威力はすさまじい。パワーの印象が強い鷹木ですが、翻弄するようなスピードではなく自分のパワーを最大限生かせるスピードを持っています。
またBOSJでは使っていませんが、MANRIKIという絞め技も持っていたはず。これもすごいパワーで締め上げる技です。
ウィル・オスプレイのBOSJ
出典:新日本プロレス公式サイト
オスプレイはBOSJ前にはニュージャパンカップ(NJC)にも出場し、スーパーヘビー級であるランス・アーチャーに勝つことでヘビー級の選手が相手でも十分やっていけることを証明しました。
オスプレイを見ていて感じるのはかなりパワーが上がったこと、パワーがついたことで体重の重い選手でもストームブレイカーを決めることができますし、今まで使っていた技もパワーアップしている。なかなか隙のないレスラーになってきました。
ところでオスプレイにとってはエル・ファンタズモとロビーイーグルスに2敗したBOSJでした。二人ともバレットクラブですが、今後のストーリーにどう影響するのでしょうか?
無差別級とは?
オスプレイはヘビー級の選手にも勝った実績がありますし、鷹木も全日本のチャンピオンカーニバルに出場し三冠王者の宮原に勝っています。二人とも無差別級に戦っていますが、ここでの無差別級とは「ジュニアの体重(100kg)以下を維持しながらヘビー級の選手とも戦える選手」となるでしょうか。
実際にヘビー級の選手でも100kgを切っている選手はいるでしょうから、この線引きはあいまいですね。
優勝決定戦の見どころ
オスプレイの想い
出典:新日本プロレス公式サイト
田口戦の後、鷹木に対してオスプレイは自身の新日本プロレスへの想いを口にしました。
オスプレイ「 俺が恐れてるのことはひとつだけ。多くのファイターに先を越されてしまうこと。アイ・ラブ・ニュージャパンプロレス。俺は常に冷静で謙虚でいる。シンゴ、お前もたまにはそうかもしれないけど、俺は毎日毎日、そう努めてるんだ。俺の人生訓のようなものだ。リングに上がるたびに、そうであるべきだってね。気持ちを落ち着かせてコントロールしている。俺が勝利を重ねられているのは、その賜物だ。多くのファンに対して、そういう姿を見せているんだ。そして逆に、俺はみんなからそれを教えられた。シンゴ、お前は何を慌てているのか知らないけど、闘う時は決まったんだ。俺とお前で。でも、ここは俺のホーム。お前の気持ちは受け止めた。俺は闘う。そう、ここで闘うまでだ。そして、お前を倒す。俺は英国を代表する男。ジュニアヘビー級、ヘビー級に関係なく。そして俺こそが、お前を最初に倒す男だ。お前に思い知らせてやる。俺はエアリアル・アサシン、ソラノオーサマ、ウィル・オスプレイ、そしてお前を倒す男だ、シンゴ。俺がドラゴンを成敗する」
出典:新日本プロレス公式サイトより抜粋
新日本プロレスをホームと言ったのはちょっと意外でした。今シリーズのオスプレイは自分が強いというニュアンスの発言が多く「なんだかなぁ」だったんですが
田口との素晴らしい試合とこのコメントを聞いていると「ジュニアの象徴にふさわしいのはオスプレイなのでは?」と思いますね。
鷹木には隠し玉がある!?
これまで全勝できている鷹木はもちろん強いのですが
ちょっと気になる記事がありました。
鷹木にはまだ出していない隠し玉がある。これAブロックの選手には悔しい発言かもしれません。全力を出さなくても全勝できたと言っているようなもんですから。
さらに全勝優勝できたら次の目標に向かって動き出す。その目標はなんなのか?これも気になるところですね。
まとめ
出典:新日本プロレス公式サイト
鷹木vsオスプレイ戦は間違いなくすごい試合になる。細かいことは考えずにプロレスを楽しもうかなと思っています。
またBOSJの見どころとしてジュニア戦士の絆というか長いシリーズを一緒に走ってきた、時にはシングルマッチだけで大会を成立させた。ジュニアの誇りが感じられる最終日も楽しみにしています。
あとはライガーさんの満面の笑みとかですね。
6.5両国大会の他の試合のみどころについては以下の記事でまとめています。⇓