SHOの新入場曲で始まった大会「あれSHO太った?」と思ったら辻陽太でした。そういやタッグマッチだった。
さてBOSJ青森大会をふり返っていきますよ。
ロッキー先生は厳しい
出典:新日本プロレス公式サイト
しっかりしたレスリングの展開で始まった試合はロッキーがことごとく上回り、時にはトリッキーな動きで成田を圧倒していきます。見たことない動きでも徐々に合わせていく成田、ロッキー先生が教えているような試合でした。
丸め込みや成田スペシャルで攻めますが、やっぱりフロントスープレックスでホールドしないと勝てないですね。
最後は終始攻めた腕十字でロッキーの勝ち。ミラノさんは「強いわ」の一言。
そしてこの負けは確実に成田の血肉になる一戦でした。
新たなライバルストーリー
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バンディードがまだマスクをかぶる前、DOUKIとメキシコで一緒に練習していたそうです。試合をしている時間より一緒に練習していた時間のほうがはるかに長い二人がBOSJで相まみえる。
人生って何がおきるか分かりませんね。
あとバンディード飛びすぎですよね。飛距離がおかしい。
一步もゆずらない二人、今回はバンディードが勝ちましたが。これからのライバルストーリーに期待ですね。
ワル・ファンタズモ
エル・ファンタズモってどうですか?あれだけVTRで引っ張った割にBOSJではいまひとつではないですか?試合内容が今ひとつだし、僕としてはキッズファンに中指を立てるのがいただけないですね。
イーグルスが上手さを随所に出していきますが、だまし打ちしたりダーティに攻めるファンタズモ。攻めに独特のリズムがありますね。最後はCR2でファンタズモの勝ち。
イーグルスとしては面白くないですね。後から来たファンタズモにいいようにやられて、胸中はどうなんでしょうか?
試合巧者YOH
アクション映画ばりの動きをリング上で見せるオスプレイ、YOHはどうやってオスプレイを止めるのか?
打撃、グラウンド、投げ、飛び技とすべてで圧倒するオスプレイに攻め込まれるYOH「絶対何か企んでいる」というのはミラノさんの読み、「ほんまにそうかい」と思って見ていました。
フラフラしていたYOHがロープを使ってのドラゴンスクリューからの膝攻めから活路を見出します。
やらしい奴やなYOHは!
膝が痛かろうと飛んでくるオスプレイですがテンポが遅れます。コーナーでの攻防からシューティングスターを狙いますが時間がかかったため避けられ、着地した際に膝を痛めます。そこへすかさずニーロック!
やらしい奴やなYOHは!
最後はカウンターのスパニッシュフライからのストームブレイカーでオスプレイの勝利。なんかNJCでのオカダ・カズチカを思い出しました。CHAOS対決で相手のいいところが出ながらもいつもどおり勝つ。
しかしながらYOHの試合巧者ぶりが発揮された一戦でした。
キーワードはイニシャルT
BOSJではメインイベントの勝利を収めていて、絶好調の田口監督。田口ワールド全開からの終盤の引き出しの多さが、レスラーとして円熟味を感じます。
一方のBUSHIは淡々と攻め、MXにつなごうとします。どうもMXは決めるまでに時間がかかる。これが相手を回復させることにあってしまっているように見えます。
いきなり正調MXではなく、カウンターで出すとかするといいかも、タッグマッチでは良い技なんですけどね。
出典:新日本プロレス公式サイト
でもBUSHIには毒霧もある!フェイントと入れて確実にヒットさせますが、最後はオーマイガーアンクルでタップアウト!
BUSHIと田口はもっとお互いを引き出し合ってもよかったんですが、割とあっさりしたフィニッシュでした。
おそらく試合前からの監督の「T」のゆさぶり聞いていたんでしょう。
バックステージでは
『優勝できたらいいな』なんて思ったりしてます。ハイ…。まあ無理でしょうけど…。まあ無理でしょう。まあ無理です。ハイ、無理です。ハイ、優勝は無理です。期待しないで下さい。応援はして下さい。でも、期待はしないで下さい。
出典:新日本プロレス公式サイト
と言っていますが三連勝しているので「誰が監督を止めるのか?」にも俄然興味がありますね。僕はロッキー・ロメロ戦に期待しています。
今回の気になったこと
・ブロディ・キングすげー!
・バンディードの21プレックスがでたら「あーーーーーーーーー!」ハモる実況席
・ロビー・イーグルスっていつバンダナを取っているのか?毒霧を仕込むタイミング並に分からない。