さて四強が出そろったニュージャパンカップ
今回は僕が気になった部分を振り返っていきます。
石井智弘vsYOSHI-HASHI-戦
YOSHI-HASHIが変わってきたのが感じられた試合でした。
石井をぎりぎりまで追い詰めたのはYOSHI-HASHIの成長なのかはこれから分かります。名勝負製造機の石井以外の相手にも同じ試合ができるかどうかそこ、でYOSHI-HASHIの真価が問われますね。
本人もよく分かっているでしょう、それでも僕は一つだけ言いたい
「肝心なところで休むな!」
オカダ・カズチカvsウィル・オスプレイ戦
個人的にも大注目のCHAOS対決はオカダが勝ちました。オスプレイの超絶技を受け切っての勝ちは本当に強いと思います。
ですが僕としては勝ち方が不満です。
ツームストンを出せば勝てるのか?勝ち方が今まで通り過ぎて、全然攻めていない。
今のオカダは絶対的な王者ではなく挑戦する立場なので、がむしゃらさや勝ちにこだわる姿勢を見たかったですね。 www.think-njpw.com
以前に記事でも書きましたが、僕はオカダの成長が見たいのです!
オカダは間違いなく逸材だしプロレスをやってくれて本当に感謝しています。だからこそ成長してほしい。
SANADAvsコルト・カバナ戦
カバナがここまで来ることを誰が予想したでしょうか?SANADAを相手にハイレベルな読み合い。パラダイスロックができなくてミラノさんに視線を送るなど、かなり新日本を研究してきているなーと思いましたね。カバナは間違いなくプロフェッショナルです。
個人的には「ふざけているようでもしっかりとした意図がある」と的確なミラノさんの解説がよかった。ミラノさんもまたプロフェッショナル。
飯伏が負け棚橋が勝った理由
棚橋弘至はザック・セイバーjrに勝ちました。
EVIL、飯伏幸太に勝ってきたザック
なぜ膝の状態が悪く、ある意味棚橋の天敵でもあるザック
なぜ棚橋は勝てたのか?
あぁ~、なんだろ? プロレスっていうのは、パズルのピースみたいなところがあって。今日は、俺のピースがうまくハマりました。そういうこと
出典:新日本プロレス
決してラッキーではありません。エースだから勝てた、なんて会社の都合でもないです。難敵であるザックに対して棚橋の試合の組み立てが勝ったと感じました。
一方の飯伏は飯伏のスタイルで押しに押しましたがザックのカウンターが決まってしまい、最後はタップアウト。
飯伏が負けた理由はザックのスタイルに対して自分のスタイルを合わせられなかった、早い段階で試合の組み立てを変更できなかったことでしょう。
今の状態での棚橋と飯伏なら、おそらく飯伏が勝つでしょう。飯伏が押し切って勝つことは想像に難くないです。
しかしながらザック相手には棚橋の組み立てがハマった。
ここが棚橋の強く深いところです。どんな相手に対しても対応できる、ザックほどのスペシャリストにも対抗できるテクニックを持っている。しかもそれは付け焼き刃ではなくしっかりと新日本プロレスが感じられます。
飯伏が負けた理由がザックとの相性や時の運と言ってしまえばそれまでですが、特に棚橋の強さを感じましたね。
見てくださいよ、このしてやったりの顔!
まとめ
ニュージャパンカップはいよいよ準決勝決勝へと進んでいきます。誰が上がってもすごい試合になるでしょう!
ところでジェイ・ホワイトって今どこで何してるんでしょうね?